前回は生地製作に入る前段階のお話をさせていただきました。
生地作るって何からするの?というお声が聞こえてきそうですね。
まずはオリーブオイルを使うぞ!と前回決めました。
ということは糸からのお話になってくるのです。
生地にパシャパシャとオイルを振りかければよいものではないのです。
生地作りは複雑です。
まずはこのオイルの案に乗ってくれる生地メーカーさんを決定します。
その間様々な流れがありますが、天然由来の再生セルロース繊維にオイルを練りこみ、分散させ存在させることにより保湿効果の高い繊維が出来上がりました!
繰り返しお洗濯いただいても天然の効果は持続します!
とザックリすぎてよくわからないですね。
下の図を見ながら確認しましょう。
オイルを用意します(モカ丸枠)
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レーヨンとオイルを練り込みます(グリーン四角枠)
よく練り込んだら糸にしてオリーブファイバーの完成
↓
肌ざわりのやさしい綿糸と、先程オリーブオイルをよく練り込んだ
レーヨン糸を撚ります(イエロー枠)
↓
編み機で生地を編んでいったら・・・
オリーブの恵みの生地が完成!!
練り込みなので何度洗濯しても効果がおちない!(パープル丸枠)
生地が完成しました。
さてさて次はいよいよ縫製!?
そして新米縫製者は着々と力をつけていっています。