先日の展示会でも質問が多々ありました
「レーヨンにオリーブオイル練り込むってどういうこと!?」
「生地にオリーブオイルかけるの?」
「顕微鏡で糸見たら中にオリーブオイル入っているのがみえるの?」
「そもそもレーヨンって・・・?」
そうですよね、レーヨンって親しみのない言葉なのかも・・・。
ですが、この原材料は身近なものなんですよ。
原材料はなんと木材パルプ!
ですので再生繊維となります。
@パルプの中の天然セルロースをアルカリ(苛性ソーダ)処理
↓
A二硫化炭素と反応させてセルロース誘導体をつくる
↓
B2をアルカリ溶液に溶解させて原液(=ビスコース)ができる
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C3に天然エクストラバージンオリーブオイルを練り込み(オイルをどのように練り込むかは企業秘密です)
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D4の原液を細い孔が多数ある口金≠ゥら酸性浴中に押し出し、繊維を形成させながら化学反応させて、セルロースを再生します。
本品オリーブオイルが練り込まれたレーヨンはこの様につくられています。
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