暑い夏が終わったかと思った矢先、颯爽とやってくる寒い冬。
寒いだけではなく、肌もカサカサになるダブルパンチな嫌な時期。
そんな嫌なことも吹き飛ばすオリーブの恵みの冬手袋が出来るまでをお話ししたいと思います。
【OLIVE6(婦人) OLIVE7(紳士)】
こちらの2点の商品は
「ハンドクリームだけでは心もとないんだ!」
「OLIVE1の保湿手袋がよかったから冬物手袋のインナーとしても使用しています」
「市販の防寒手袋を着用していると、なんだか手肌の水分が吸収されているような気がする」
「冬の手袋で外出している時も保湿ケアしたい!」
「オリーブの恵みよかったよ! だから冬もどうかして!」
という30・40代の方から中心に上がってきたお声を元に、冬の外出用も着手することになりました。
もちろんOLIVE1同様男性の方もご使用いただけるように、皆さんの要望にお応えして紳士と婦人の手袋を作っちゃおう!ということになりました。
生地の作成は長年お付き合いのある深喜毛織株式会社様ご協力のもと、まずはオリーブファイバーに合うウールの糸を探してもらうこととなりました。
ここで1年ほど根気強く試行錯誤していただきました。
なんせオリーブファイバー糸は細いんです! 分かったうえでウールとの組み合わせを考えているんです。ゴメンナサイ
試行錯誤を何度か続けていただき、最終見つけた糸がハイブリッドウール。
【ウルグアイ ハイブリッド ウールとは】
ウルグアイ産の平均繊度15.5マイクロンの超極細メリノウールのみ使用。
その生産量は年間ん僅4~5トンしか取れない希少性の高いもので、深喜毛織蒲lが独占買い付けしています。
カシミヤの繊度にも匹敵するソフトでしなやか、そして膨らみ感のある新感覚な風合いと軽さが特徴です。
写真の羊さんも暖かそうですね。
【生地を編む】
リバーシブル編みで編んでいただきました。
生地触りもとても良く、チクチク感が無く目が細やかで美しい仕上がりに、ニッターさん本当にありがとうございました!
単純そうに感じられるかもしれませんが、とても頭を使う大変な作業です。
糸の太さが違う上に、混率が全く違うもの通しを手袋生地として落とし込む。長年培われてきたすばらしいプロのお仕事でした。
ここからは手袋屋の得意分野、型紙おこしから縫製と仕上げていきます。